2019
11.18

白谷雲水峡

最終日は昼の便を取っていたので、有効に使うことにしました。朝6時にお世話になった宿をチェックアウト。目指すのは白谷雲水峡です。着いたのは7時ちょっと前でしたが、駐車場はすでに埋まりはじめていますね。


ダンナは最初の方の階段でもう脱落宣言を。ここから先はMちゃんと私の2人で行くことにしました。飛行機は12時20分発なのですが、ダンナは集合10時と譲らない。目指す太鼓岩へは、白谷雲水峡入口から約5.6㎞・往復4時間かかるから、行って帰るのは無理じゃん。。。


渓谷と新緑がきれいだなあ。


途中はこんなつり橋も渡っていきます。


苔に覆われた石や木がたくさん。Mちゃんはジブリ映画のファンなので、もののけ姫の世界である白谷雲水峡に来るのをとても楽しみにしていました。


若い彼女は「これは登山でなくトレッキング」と言い、足取りも軽いです。おばさんついていくのがやっと。


足が生えているように見えるくぐり杉。このままどこかへ歩いていってしまいそう(笑)。


私たちはツアーできているひとたちをどんどん追い越し、苔むす森までたどりつきました。いいペースだけど、10時にゲート集合だとやはり太鼓岩まで行くのは難しいねと、ここで引き返して行きと別のコースを降りることにしました。


ダンナは別行動で正解だったみたい。自分のペースで登りながらじっくり写真を撮ることができたそうで。


森にひっそりと咲く小さな花。


私もスマホで風景は撮りましたが、一眼カメラでの写真とは全然違うわ。苔に覆われて緑のグラデーションになったこの1枚はとても美しいなあ。


沢山の種類のシダや苔が密集して生えています。


二代大杉です。白谷雲水峡は気軽に登ってこられる距離だから、外国人ツーリストの方も大勢おいででした。何度か写真を撮るのを頼まれましたっけ。


私たちは約束通りに10時に出発点に降りてきましたが、待てど暮らせどダンナが来ない!あまりひとが行かない遊歩道を通らない限り、出入口はここしかないので、じりじりしながら待つこと30分。電波もつながらないし、昨日みたいに痙攣をおこして動けなくなったかとひやひやしていましたが、ようやく帰ってきて。写真を撮るのに夢中になって時間を忘れてしまったらしい。あ~あ、この30分があったら太鼓岩に余裕で行ってこれたじゃん!
このあとレンタルしていたトレッキングシューズなどを返却し、ガソリン満タンにして空港へ。行きは乗れませんでしたが、帰りは無事飛行機で鹿児島空港へ向かうことができました。


鹿児島空港では乗り継ぎの間、サクララウンジで飲み物をいただき休憩しました。バナナチップスとかあるんだね。


食料品もお土産も一切買わず、帰ってくる旅行は私たちには珍しい。でも屋久島ではあまり買いたいようなものはなかったので、ちょっと残念。最初の2日が天気悪かったので、最終日にも山を登ってきましたが、滞在が短かったり、ツアーに参加していたりすると、雨が降っても予定をこなさなくてはいけないからしんどいなあ。できれば予備日を設けて5日以上は滞在したい場所だわってつくづく思いました。
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2019
11.16

湯泊温泉、永田いなか浜

4日目の朝。昨日の登山のあと、足腰ガタガタになり、翌朝はさぞかし筋肉痛だろうと思っていたのですが、予想よりは症状は軽かったです(いや、痛いけどね)。午前はゆっくり休養し、午後から白谷雲水峡を歩く予定でしたけど、お天気がいいので海に出かけてみました。モッチョム岳がきれいに見えています。


車を走らせたのは湯泊温泉。岩場の海に温泉が湧いていて、24時間入ることができます。写真に写っているのとは別に、ついたてのあるお風呂もありました。協力金を入れる箱があったので、ちゃり~んしておきました。


宿の方がシュノーケルの道具を貸してくださったので、Mちゃんはさっそく海で泳いじゃう。結構波もあるし、岩場だし、見てる私たちははらはら。かなり遠くの方まで行ってたけど、けろりとして帰ってきたわ。海の近くで育ち、お父さんもクルーザーを持っているから、小さい頃から水に親しんでいるのでしょうね。待っている間についたてのあるお風呂に、私もつかってみた。日差しを遮るものが何もないので、じりじり焼かれながらの入浴。。。


Mちゃんシュノーケルから帰ってきて温泉に入って体を温める。私も足だけつかってみたわ。お魚をたくさん見たって。岩場にはここのほかにもいくつかお風呂があるのですが、地元に住んでいるおばあちゃんがすたすたとやってきて、いきなり服を脱いで真っ裸になったのには目が点。おばあちゃんにとっては自宅のお風呂と変わらないんだろうな~。


水分補給をし、おやつに持ってきたポテチを食べ、そろそろお昼になるからと宿に帰りました。ちょうど年号の切り替えになった今年のGW。スーパーで買ったおうどんには令和かまぼこがトッピングされてました。


縄文杉登山の疲れもあって、そのまま全員昼寝してしまい。気が付いたらもう16時ごろでした。最後にどこかで夕陽を見たかったので、ちょっと遠いけど、島の反対側に足をのばしてみました。着いたらちょうどいい頃合いね。


ここは永田いなか浜です。ウミガメが産卵に来ることでも有名な場所。以前屋久島に来たときは、ここのビーチのすぐ横の送陽邸というお宿に泊まりました。古民家を移築して作った趣のある建物で、海を見渡しながらいただく朝ごはんが絶品でした。太陽を送る宿。。。いい名前です。


こんなきれいなビーチなら水着を持ってくればよかった。。。とMちゃん。彼女はまだ泳ぐ気満々ですわ。


最初の2日間は大雨の洗礼を受けましたが、後半はお天気に恵まれて助かった。大好きな海でMちゃんがにっこり笑ってるこの写真は私のお気に入りの1枚です。


沖縄のような色ではないけど、澄み切った水、きめ細かいきれいな砂のビーチ、誰もいない貸し切りの光景を3人だけで堪能しました。

2019
11.14

縄文杉へ②

どんどん山を登っていく。木のトンネルをくぐり抜けて。


根っこみたいに見えるので逆さ杉。メデューサ杉と呼ばれてました。


縄文杉に負けないくらいのド迫力の大王杉を経て、夫婦杉に到着。これくらいの高さで3m程離れた2本の巨木がつながるのはなかなか珍しいそう。見習って夫婦なかよくしないとね。。。


夫婦杉から更に登ること40分、ようやく終点の縄文杉にたどり着きました。ヘロヘロのダンナは普通の展望台へ、私とMちゃんはちょっと高い場所から見下ろせる場所へさらに登りました。


木の周りが16mってどんだけ。今は周辺の根っこを保護するために立ち入り禁止になっています。


苔に覆われ、蔓をまとい、山の命そのものの姿。私たちがふたたびここに来ることはないでしょうが、この木はこれからもずっと立っているのだな。もう二度と訪れない場所ではいつも感傷的になって立ち去りがたい。


3人でここに来たよっていう写真を撮ってもらいました。この場所からさらに奥にある山小屋を目指すひともたくさんおいででした。1泊コースもありだったかもしれませんね。


もうかなり時間が押しているので、下山にかかります。レンタル屋さんで借りた登山ポールですが、膝が調子よくないダンナは、これがあってとても助かったと言ってました。


お尻しか写せませんでしたが、屋久鹿も見られました。途中お昼を食べているときには猿の群れも通りかかったりして、動物好きのMちゃんは喜んでましたっけ。


いささかピンが合ってませんが、この大きさに育つのにも10年だそう!屋久島の土台となる花崗岩は、土としては栄養があまりありなくて、だから水が豊富なのにも関わらず屋久杉はとっても成長が遅いんですって。


ようやく登山口までたどり着きました。終バスまであと1本という時間でしたので、ぎりぎりでしたね。さすがに私もひざがくがくでした。無事着いて本当によかったわ。


ガイドさんはアメリカ人の女性で、屋久島に長く住んでらっしゃる。私たちには日本語、Mちゃんのために英語でも説明してくださった。最初プライベートのガイドさんを雇うなんて私は全然考えていなく(なにせ高いので)、フリーが不安ならツアー参加でいいじゃないって思っていました。ただツアーだと自分のペースで歩けないから、ほかの参加者さんに迷惑をかけるかもしれないとダンナが言うので依頼することになったんです。正直ガイドさんがいなかったらこの日帰り登山は無理でしたでしょう、往復10時間をどれくらいかけて歩けばいいかのペース配分、休憩の取り方、生態系の詳しい説明を聞くこと等、お金を支払った以上の価値がありました。ダンナは下山する時に足が痙攣してしまって何度ももうだめだと思いましたが、彼の荷物を背負ってくれ、無事に私たちを降ろしてくれたんですもの。
ガイドを雇えば日にちが限定されてしまうので、お天気のいい日を選びたいと思っているひとには向かないけれど、たまたまこの日は朝から晩までずっと天気に恵まれました。雨の多い屋久島で、しかも山でも一度も降られないのは珍しいそうです。Mちゃんが天気女だったからかな(笑)。
2019
11.11

縄文杉へ①ウィルソン株まで

朝5時にガイドさんが車でピックアップに来てくださいました。前日に作ったおにぎり弁当2食と飲み物や非常食を確認して、出発。外はひんやりしていて防寒着がないと肌寒いです。お宿を出た時はまだ暗かったですが、前日前々日の大雨が嘘のように晴天予報なのです。日帰りで縄文杉を見に行く場合は荒川登山口を使いますが、マイカー規制期間(3月~11月)は荒川登山バスに乗らなければ行くことができません。ガイドさんの車はここ「屋久杉自然館」に置いて、バスに乗り換えます。GWや夏休みなどのシーズン中はバスに乗るのも長時間待たなければいけないので、登山口までタクシーを予約しておくひともいるとか。バス料金は往復で大人1,380円、乗車を待っている間に朝ごはんのおにぎりを食べま~す。


縄文杉への道のりはここから始まる。往復10時間・約22kmというから気合を入れます。登山口からはずっとトロッコの線路を歩いていくんです。日本で唯一現役で稼働している森林鉄道なんですって。登山道にあるトイレなどの維持管理に必要な物資の輸送や、屋久杉の土埋木や昔の切り株などの運搬に使用しているそうですよ。これが動いて観光客を乗せていってくれればいいのにねえ。


途中モウセンゴケがたくさん生えている岩場がありました。うわ、生きてるのを見るのは初めて。


たかーいい橋の上を渡っていきます。トロッコ道は長いけど、平たんな道を歩いていくので、体力的には余裕かも。集落の跡地なんかもあり、昔は林業に携わるひとたちが暮らしていたのですね。ものすごい山の中ですが、昭和40年代まで学校もあったんだって。


ガイドさんが一緒なので、植物のこと、地形のこと、いろいろ教えてもらえます。


Mちゃんは軽装です。彼女は自然の中で過ごすのが大好きなので、旅行先も屋久島にしたのです。トレッキングシューズやレインウエアのレンタルもいらないからと言われましたが、山の天気は変わりやすい。この日が1日中晴天で本当によかったよ。 


大株歩道入口に到着するとしばしの休憩。トロッコ道がやっと終わって、ここから縄文杉目指して登山道を行きます。苔むした倒木に日が差し込んできれいだな。途中では翁杉を見られます。


大株歩道入口から所要30分、ウィルソン株に到着。縄文杉まで行かず、ここで帰っていくツアーのひともいるわ。400年ほど前に伐採された切り株だそうな。大正時代に屋久杉を調査し、この大株を世に広く紹介したアメリカの植物学者、ウィルソン博士にちなんでの命名です。


豊臣秀吉の命により大坂城築城のために切り倒られたとされている杉の切り株ですが、中心部が朽ちてできた大きな空洞には木魂神社が祭られています。現存していれば最大級の屋久杉のひとつであったとも言われていますが、なんてモッタイナイ。ここから撮影するとハート形の空の写真が撮れます。

2019
11.08

やれやれ、到着

せっせと旅行をアップし、ようやく今年のGWの旅行まで追いつきました。サボってた期間が長かったからナア。。。
この旅は我が家にホームステイしていたMちゃんを連れての屋久島4泊5日。羽田発6時25分の鹿児島行きの便を取っていましたが、チェックインカウンターはものすごい行列になってました。荷物の預け入れもできる機械式チェックインももうすぐ導入されるようですが、完全移行するのは難しいだろうなあ。


鹿児島は大雨でした。乗り継ぐ飛行機を待っていましたら、アナウンスが流れました。引き返しありでもなくいきなり欠航ですってよ‼️ダンナとMちゃんには預けた荷物をピックアップしてもらうことにし、私は急いで出発ロビーのカウンターへ。


もうね、屋久島行きは呪われてるのかっていうくらい。前回は3回飛び立っても着陸できず、結局鹿児島市内に1泊することになっちゃったんだもの。痛い教訓を得たので、今回はためらわず船で行くことにし、航空券を払い戻ししました。JALのひとは船の残席数も調べてくれてました。手続きを終えて後ろを振り返ったら、ひえっていうくらいの人数が並んでおり(飛行機1機分ですからねえ)、一番にカウンターに来たのは正解だったわ。


空港を9時10分に出発するバスに乗り、港に着いたのは10時。あわてて降りたので、ダンナがわざわざ持ってきた日本酒を車内に置き忘れるというアクシデントあり(あとで島へ宅急便で送ってもらいましたが)。。。着いたらもうすぐに出る10時20分発のフェリーがありましたが、満席と言われちゃいました。次は12時まで船はないので、私諦めたくなかった。ぎりぎりまで粘り、もうすぐ締め切りっていうところでキャンセルされた席がないか尋ねましたら、滑り込みで乗せてもらうことができたんです。


空港でのレンタカーを予約していたので、船で港に着くことをあわただしく電話で伝え、船の中では爆睡でした。間際に乗ったので、席は離れ離れでしたし、朝も早かったからネ。着いたら屋久島も大雨でした、こりゃ飛行機が欠航になる訳だわ。軽を予約していましたが、5日間だったからか普通車を用意してくれてました。途中食料品なども買い、お宿へ向かいます。


木の香りいっぱいで新しいわ。屋久島は鹿児島からの飛行機も少ないし、GWや夏休みなどのピーク時は宿を取るのも難しいけど、出遅れた私たちが奇跡的にさくっと取れたお宿でした。雨で濡れたものを干したり、荷物を広げたり、この土間は大活躍。


食べられないものが多いMちゃんのため、旅行はキッチン付きが大前提でしたの。ガスコンロじゃなかったので、ちょっと物足りませんでしたが。


お茶や簡単な調味料も揃ってましたし、炊飯器があったのでおにぎりも作れました。お腹がすいたり買い出しに行けないときのために食料品も置いてくださってます。使ったらお金をちゃりんと入れておく方式で。


寝室は2階に2部屋あり、1部屋に4人寝られるようになってます。広い家を今回は贅沢に貸し切りさせてもらいました~。3人で4泊して5万円とお得(^^♪


夜になってJALの運行状況を見てみたら、欠航になったのは朝イチだけでしたが、3便目は着陸できずに引き返しになってますね。2便に乗れていれば屋久島到着は船で行くより早かったですが、GW中の屋久島行きなんて満席に決まっており、振り替えはほぼ不可能だったと思います。


翌日も朝から雨。。。Mちゃんは寝ていたので、私たちは登山用品店でレンタルシューズやなにかの予約をしてきました。足に合うかどうかの試し履きに結構時間を取るものですね。うかつにも事前にネットで予約しておくってことを知らず、在庫があったのはくたびれた感じのトレッキングシューズ&靴下でした。飛び込みで来て、借りれただけよかったですが。ベーカリーがあったので、Mちゃんにパンを買って帰り、みんなで遅めの朝ごはんを。
雨はやまないけど、午後からは車ででかけてみました。まずは千尋の滝(せんぴろのたき)へ。雲が低く垂れこめ、もやがかかる滝も雨が多い屋久島っぽくていい風景でした。


こちらは大川の滝。九州一の高さを誇る88mからの滝、大雨で水量の多い時だとダイナミックさもひときわですね。滝つぼの近くまで行けるようですが、展望台から眺めるだけで終わりました。


宿のすぐ横には小さい川が流れていて、滞在中ずっとせせらぎが聞こえてました。5日間のうち最初の2日は雨でつぶれちゃったわ。屋久島は山歩きがメインになるだけに、雨だとすることなくてヒマになるね。


ダンナはようやく届いた宅急便(鹿児島港での忘れ物)を受け取り、屋久島産のトビウオと胡麻サバで晩酌。


明日は晴れ予報、朝早く出発です!
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