2016
03.04

時の三部作

Category: ■読み物
北村薫さんの作品。
いろいろお書きになっているが、中ではこれは結構好きだなあ。
いわゆる時の三部作と呼ばれているもの。
「スキップ」「ターン」「リセット」の順番に書かれている。

なんか、ふとした拍子に読み返したくなり、図書館で借りてみたわ。
初めて読んだのはまだ30代の頃だもんなあ。
ひどく印象に残ったシリーズなので、大体のあらすじや起こることや結末まで
覚えているのだけど、久々読むとおもしろい。


高校生がうたたねし、目が覚めたら20年後に来ていた「スキップ」。
交通事故にあったあと、誰もいない無限ループの世界に放り込まれた「ターン」。
繰り返し生まれ変わり、相手を捜し求める「リセット」。

おもしろいもので、これだけ月日が流れても、好みは変わらないらしい。
やっぱり一番だと思うのは、初回と同じ「リセット」でしたわ。
奇跡の最終章は、天気のいい麦畑。
雲雀が歌い、風が吹く。
偶然か、必然か、出会っては別れていたふたりがここでまた出会うんだ。
時空を超えた奇跡は、また読み返してもちょっと涙が出るね。

だって春に、、だって春に、5月は一度しか来ないでしょう。
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