2016
04.02

襖を張り替えてみた

襖も、障子と同じく一度も取り替えないまま、今に至る。
今はシール式の襖紙とか、アイロンで貼れる襖紙とか、いろいろあるのね。
でも、柄がなあ。。。ホームセンターに置いてあるようなのは、全然お呼びじゃない。

いろんなHPを見に行き、壁紙として売っているものでも襖に貼ることが
できるというのを知る。
実際にやってみた方を何人かお見受けしました。
お金かかっただろうなあ、私はそこまでのこだわりはないかも。
とりあえず「こういうのがいい」というイメージはあるので、和紙を扱っている
お店を探して、発注しました。

今までまったく襖のことなど知らなかったけど、マンションなどの規格にあわせて
大量に作ることができる襖は、なんと段ボールでできているんだって!
そんなことってある??信じられなかったけど、襖に貼ってある紙を剥がしてみると
下にアルミホイルみたいな銀色の地が見えて、それは明らかに段ボール襖の特徴
なんだったわ。
叩くと、こんこん音はするんだけどなあ。
でも指で押してみると、確かに板とは違う柔らかい感触もするような。。。

まま、まずははずしてみよ。
木製の取っ手をばきばきとはずすと、ボンドでがっちりとめられておりました。


わあ!やっぱり段ボール襖じゃん!
ダンナとむっちゃびっくりしました。
枠がはずれる本襖と違って、段ボール襖はしょせん使い捨てのものだそう。
プロに頼むと、張り替えを断られることも多いのだということを初めて知りまして。


襖紙屋さんのHPでは、一番上に貼ってある紙を剥がすのが前提とのこと
だったので、水を含ませて柔らかくしてみました。
が、いっこうに剥がせないってば。
アルミの上に貼った茶色の下地が、どうやらボンド状のもので貼ってあるので
水に溶けないのだな。
少しだけ剥がす努力をしてみましたが、傷が浅いうちにやめようと。


いいよ、どうせ使い捨ての襖なら、この上から貼っちゃえ。
まず和紙の裏面に水を塗っていきました。
パネルへの水張りの要領ですな。
私もダンナもこれなら学生時代にさんざやっている(笑)。


襖紙屋さんで一緒に買った糊。
昔ながらのでんぷんを使った糊だから、ホルムアルデヒドなど含まれている訳ない。


ちょっと和風な金属の取っ手(引手というそう)も、買ってみた。


糊の袋に書いてある通り、薄目の糊と濃いめの糊の2種類を作る。


上から貼る紙には薄めの糊を全体に塗っておきます。


それから濃いめの糊を使い、、襖本体のまわりだけに「周り糊」をしていきます。


襖を寝かせて、上から襖紙をかぶせ、中心から放射状に貼っていきます。
しわが入らぬよう、空気が入らぬよう、丁寧に貼ります。
実はこっから先が一番大変だったところかな。
はしまできっちり貼ったら、枠のところできっちり折っていき、定規を当てて
カッターナイフで切断していきます。
これが濡れている和紙なので、切りにくいことこの上ない。
あともともとの襖に接着剤がはみ出てる場所があるとがったがたになり
えらいこと神経を使う。
きっちり切ると、乾いた時に縮んでしまうし、少し大きく切って、あとで爪とか
へらで枠の下に押し込んでいくんだけど、難しくてねえ。
本当に集中してやっていたので、この行程は写真1枚残ってなかったです。
余裕なかったんだなあ(笑)。
裏表4面を張り替えるのに、1日がかりでした。

これが張り替えた襖。
和室内部は赤にしました。
壁紙も珊瑚色だし、骨董の黒っぽいタンスなんかも置いてあるから合うかなって。


引手も量販品ながら、今までのボロのものとは大違い。


リビング側はオレンジにしまして。
こちらはカーテンやカーペットがベージュなので、それに合わせて。
韓国で買ったアンティークの赤い戸棚やオールドチークのテレビ台にもよい色。


「段ボール襖を張り替える」ということに関して、自分でなさっている方はほとんど
おらず、試行錯誤でしたが、なんとか完成。
よくよくふちをみればアラだらけですが、とりあえず恐れていた襖のそりもなく
上から強引に貼ってしまった紙もたるみなく。
これくらいであれば充分だわ。
ダンナはどうやらこの手の作業は苦手らしく、のこぎりで切ったり釘を打ったり
という作業の方が向いているわ~と言ってました。
私は紙とカッターの作業は割と苦にならないかも。

ぷちDIY、やり出してみると結構はまる。
次はニトリで買い物して、和室の押入を使いやすくするつもり。
引っ越してきて、荷物を入れて、ほぼまんまだったからねえ。

ちなみに、今回襖紙や引手を買ったお店はこちら
紙戸屋さんと言います。
素敵な柄が多いし、目移りしたわあ。
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