2016
06.21

移住を考える

最近読んだ本の中で、何に驚いたって、この本以上に驚いたことない。
「熟年夫婦のスペイン行き当たりばったり移住記」ですわ~。
元NHKのアナウンサーという、お堅い仕事でありながら、そのぶっ飛びぶりは
想像の斜め上いってる!
えいやっとNHKを辞めたあとの波瀾万丈さも、すごいですけどね。
子供も独立したし、じゃあこの先どうするかってなった時、このひとは海外移住を
決意するんだ。
しかも行き先は地図を広げ、目をつぶって指さした場所に決定といういいかげんさ。
現地に滞在するためのビザのことも知らず、宿も3泊しか決めず、行けば何とかなると
いうラテン的ノリで、こともあろうか自宅を売却してしまう。
その上何も片づかないうちに航空券を買ってしまう。

むちゃだ!
私なら、こんな計画性のないひとと海外に移住するなんてまっぴらだ。
奥様もよくも、長年一緒に暮らしてきたものだ。
そんなんだから、渡航の日が近づいても自宅の明け渡しもできず、娘さんに
あとの処理を押しつけて旅立つはめになる。。。最悪。

読み進むにつれ、頭痛はますます増して耐え難い。
言葉も勉強せず、すべてが他人まかせ。
「Que Será, Será」もよいですけど、ひとに迷惑かけっぱで恥ずかしくないのかしら。
つー訳で、私にはストレスが増すだけの本でしたわ。



これも図書館でリクエストをかけた本。


移住先は沖縄以外ないと、ずっとずっとそこ以外は考えたこともなかった私ですが。
最近沖縄の不動産業界にはバブルが到来しており、週一でチェックしていても
「また、あがってる。。。」と思うほどでした。
もちろん沖縄県のひとたちがにわかに羽振りがよくなっている訳ではありません。
内地に住みながら、投資用に沖縄の物件を持つひとが急増しているということらしい。
(あとは中国の投資家とか)
地銀ではさばききれないほどの住宅ローンの申込みがあるそうで、沖縄に進出する
銀行も出ているんだって。

バブルはいずれはじけるでしょうが、移住するつもりだった5年後はどうかな。
もうすでにわたしたちの退職金をあわせても、新築どころか中古すら戸建ては
手が届きません。
耐震基準なんて笑!
総合病院やスーパーなんて笑!
離島とか、本島ならよほどの田舎、大宜味村、国東村まで行かないと無理っす。
はっきり言って、「屋根まで飛んで壊れて消えた」ですよ。
ぱちんって大きな音がして、我に返った感じ(涙)。
ちょっと呆然としたけど、今の時点では沖縄で戸建て、無理無理。

じゃあどうするって思ったら、ダンナが交通会館でこんな催しやってると探してきました。
高知県が移住したいひと向けの説明会をやってるという。
「高知かあ、いいとこだったね」と、ふらふらと行ってみました。
四国を一周して、一番好きだなと思ったのが高知だったのよね。
海の青さ、魚の旨さ、お酒が好きな県民性、ひとがあけっぴろげで好感。

いきあたりばったりにブースに入ってみました。
佐川町、香美市、中土佐町です。
津波が絶対に来ない佐川町は、コンパクトに町がまとまっていて住みやすいらしい。
香美市は、空港まで15分というアクセスのよさが魅力で、大学もあるので人口も多い。
中土佐町は、久礼町市場があったとこ。
海からの風が気持ちよくてい~い場所だったなあ。

果たして、この先医療費もかかるばかり、介護だって発生するかもしれない。
そのころ60才と55才の私たちが移住するのって、自治体にとってどうなんでしょう
と聞いてみると、高知はとにかくひとが減っていて、年齢を問わず、ひとを増やす
ことが課題なんだって。
どこかで試算してもらった結果では、たとえ子育て世代でなくても、住んでくれて
日常でお金を使うだけで、いろんな経費を差し引いてもプラスになるとのこと。
戸建ても500万円あれば十分買えるし、リフォームに100万円ほどの補助金を
出してくれる市町村もある。
最高半年くらい格安で滞在できるお試し住宅も、あちこちにあるのだ。
へえ~って、びっくりする。
沖縄のことしか考えてなかったから、全然知らない世界だったわ。

この本のバックナンバーを借りて、読みあさってます。
原発からの距離、津波の有無、河川の氾濫、土砂崩れなども心配だし。
病院と図書館だけはなんとしても確保したいし。
もちろん気候も重要、できれば温暖な場所に住みたいし。
沖縄以外にも、日本にはまだまだたくさんいい場所があるのだ。
不動産価格と秤にかけ、これからのんびり探していこうかなあ。
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