2016
10.17

マンガと映画で引きこもりな週末

Category: ■雑談
三連休だった先週から、引き続き読んでいるコミック。
しばらくご無沙汰するうち、DMMレンタルは一度に50冊までを1箱で送ってくれるようになったのね。このうえなくたっぷりマンガを堪能できましたわ。


最近TSUTAYAはDVD5枚で1080円なので、金曜日は新作求めに寄ったりする。
今回は「レヴェナント 蘇りし者」を借りに行った。
感想にはネタバレありますので、まだごらんになってない方は読まないで。



「マギー」は伝染病が蔓延する世界を描いたもの。
シュワちゃんが普通の農家のおっさんで、感染した娘を守りつつ、いつ自らの手で終わらせるか苦悩する。
感染した人間は個人差はあるけど、徐々にヒトではなくなっていくから。
親友と最後の別れをし、つきあっていた彼が収容所に送られる。自分もいつ愛する家族を手にかけてしまうかもしれない恐怖と戦ったあと、彼女がとったのは自分で自分を終わらせることで。
つまんないという意見も多いけど、私は淡々としたこの物語、今までなかったタイプのゾンビ映画として評価したいわ。実際はホラーでも何でもないけどね。



韓国映画に登場する警察官っていうのは、どうして横柄でろくに捜査もせずに誰かを犯人と決めつけるんだろう。笑っちゃうくらいのステレオタイプ。両親が亡くなった後、一所懸命働いて妹を養ってきた男が、妹を殺した犯人を追うサスペンスものでしたが、「ちょっと突っ走りすぎじゃないの、お兄ちゃん」と思っていたところに、あの留置場のシーン。薬剤師の持つスマホに録画された妹を見せられた瞬間のぞっとした感じは韓国映画ならではの。



子役が信じられないくらいうまい。
母親役のひともアカデミーの主演女優賞を取ったのだけどね。
なぜ親子があんな狭い場所に閉じこめられているのか。核シェルターなのだろうか、その割に水も電気も来ているし。おまけに食べ物を運ぶ人間も登場するじゃない。いったいどんな設定なんだ。。。とすべてが謎。
5歳になった息子に告げる衝撃の事実にしびれる。彼女は7年前に拉致監禁された女性で、ここで出産すらしたのだ。天窓から見える空以外の外の世界を何も知らずに育ってきた。愛情を注ぎ、お話を聞かせ、歌を歌い、手作りのおもちゃを作り、筋力を衰えさせないようトレーニングも欠かさず、あの狭い部屋で押しつぶされそうになりながら、でも子供を守るために戦った。
やがて彼女らは脱出に成功するのだけど、物語はそれで終わりではない。
もと自分がいた世界には決して戻れぬことを悟り、自分ばかりがかけがえのないものを失ったのに、ほかのひとは平和に暮らしていたと母親を責めるようになる。そんなときマスコミからのインタビューで「なぜ我が子を5年も手元に置いておいたのか」と質問され、何かが切れてしまったのだ。
拉致監禁されてそこからの脱出劇というのはいくつも見てきたけど、被害者のその後をこれだけ深く描いた作品があったろうか。


目にするものすべてが初めてで、他人と目を合わせることすらできなかった息子のジャックが、子供らしい柔らかな心でどんどん世界を受け入れていくところ、よかった。
お母さんの再婚相手のレオがいいひとでよかった。
監禁されていた部屋をみたいとジャックが言い、勇気を出して見に行ったときのシーンでもう涙が止まらない。毎朝彼がそうしていたように「さよならイス、さよなら天窓」と語りかけるんだ。
遠ざかっていくふたりの背中と、ちらちら舞う雪。印象的なラストシーンでしたわ。
この映画のために主人公の女性は、1ヶ月間実際缶詰になってみたそうだ。出演中も一切お化粧をせずに撮影したというからたいしたものだわねえ。
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