2017
04.10

潮干狩り@誠平

去年の12月7日、時刻は19時少し前。打ち終わったメールを画面に出したままスタンバイ。JALマイルで330日前の予約取る時並にどきどきしちゃいましたわ。あたふた帰宅して準備したのは、ある食事会の予約を取るためでして。「胃袋」と「誠平」と「ひばりや」のコラボ食事会という夢の企画でした。


先着順で受け付けるとなっていたので、応募メールはすごい勢いで届いたでしょうねえ。当日のゲストは県内だけでなく、本州各地からもいらしてたから。どちらの日にちになってもいいようにJALを予約し、お返事が来ますようにと祈ってました。そしてラッキーなことに今帰仁の誠平さんでの開催日にいれていただけることになりまして。むちゃくちゃ嬉しく、喜びダンスを踊ってしまう。仕事を辞めていなければ、日曜の夜の食事会なんて、最初から「無理だ。。。」ってあきらめていたもの。
誠平さんのゲストルームはその日は取れないだろうから、今帰仁の宿をさくっと予約し、JAL便の決済も済ませました。わくわくしながら当日誠平さんへ向かいます。


到着するとみなさんほぼおそろいになっている様子。ここにいるひとたちと、これから素晴らしいものになるだろうひとときを共有するのねえ。


まずは食前酒から。今日のお料理はお酒つきで1万4800円、お酒を飲まないひとは1万2800円という料金設定でした。


胃袋の関根さんがお料理担当されるそうで、一皿目はみずみずしい緑色であふれている。今帰仁の桜も咲き始めたし、一足早い春よねえ。新豆のえんどうと塩ゆでし、スティックブロッコリやスナップえんどうとあわせてジュレをかけたもの。ジュレはレモングラスとういきょう、発酵塩レモンの出汁から作ってあるのですって。自家製チーズを添え、台湾の蓮の実を柚で甘くつけたものをぱらりと散らしてあるのだ。ぎちぎちになっていた心や体が深呼吸したみたい。
あわせる白ワインはフランスのソーヴィニヨン・ブラン。


続いては、赤かぶとお魚。干して焼いたかぶがとても面白い食感。お魚はガーラ(アジの仲間全般)だそうで、金柑とサクナ(長命草)で和えてあるのだ。なんとも絶妙なマリネ。お魚+お酢って、近年大好物になりました。うちでもいいアジが手にはいるとダンナに頼んで酢締めにしてもらうんだ~。金井さんはさっぱりした甲州ワインとあわせて出してくださる。ううん、リンゴみたいないい香りのワインだわ。


ここでひばり屋さんの食中珈琲が出ました。一見炭酸の効いたレモン風味の飲み物ようですが、浅く煎った珈琲なんですって。さっぱり飲めて口直しにとてもよいです。

魚料理はひらじゃー貝(まがき貝)。貝を刻んで西表の塩、タイム、紫米と炊いた貝のリゾットみたいの。添えてあるウズラ豆とカリフラワーはオリーブオイルと塩とニンニクで味付けされており、南フランスのビオワイン(グルナッシュ)にとっても合うのだ。じっくり焼いたビーツも甘みとこくがあって素敵。びっくりたまげたのは、塩豚で旨味をつけているという伊江島小麦を使った焼いてあるやつ!なんて美味しいんだろ。


カシューナッツと金柑、そしてカンパーニュとパンが2種類出ました。


メインの肉料理です。ひとつは県産の豚をがじゅまるの木くずで燻製したハム。ラムとういきょうで味付けしたとおっしゃっていたような。茶色いのはいのししですって。クローブやシナモン、カルダモンといった香り高いスパイスと新玉ねぎを煮込み、柑橘を加えたソース味わい深いことといったら。しっとりとセミドライに仕上げてあるいちごとプチトマトの酸味と甘やかさよ。肉は残念ながら私は食べられないのでダンナへあげてしまったのですが、お肉と一緒にいただいたらまた違った味わいだったのでしょう。ソースはパンにつけて楽しみました。このお皿には93年のイタリアの赤ワインが出されました。


素晴らしいお料理の余韻にひたっているそばで、ひばり屋さんが珈琲の準備をなさっておいでで。これだけの人数に一度にサーブするのはえらいこっちゃ、でしたね。


食後の珈琲は食中に出されたものと同じ豆だそうですが、深煎りすると全然違う風味で。


さて、潮干狩りの始まり。
白い珊瑚のビーチは、なんと焼いたクッキーを砕いてできている。私たちが狩る貝はマドレーヌね。


最初に来た時にテーブルに載っていたこのケーキも、切り分けられてそれぞれに。誠平さんちのお菓子はお味もさることながら、どれもビジュアルが突き抜けてる。


自然の素材で色をつけておられるはず。ものすごく美しくて溜息が出るわ。青のグラデーションからなっているゼリー。沖縄の海そのものですわ。もともとぷるるん系デザートが好きなのもあり、これはおかわりしてしまいました。


さすがにこれは持ち帰れない!というものだけを、せっせと頂くことにします、このクレームブリュレのなめらかさは忘れられないなあ。


こんなにたくさんのスイーツたちに感激しつつ、どうしてもおなかに収まらないわ。貝型の焼き菓子とお土産用に用意されたこちらのクッキーを娘へ持ってかえろうっと。


最後に最高のコーディアルをいただいたのですが、これは写真がないみたい。相当飲んでいるので記憶もあいまいではありますが。誠平さんで作っているコーディアルに、ジャスミン茶、テキーラ、タスマニアンローズをブレンドしたものでべらぼうに美味しかったのだ。なんだ、なんだ、これはと目が点になりましたワ。

食後に今日この会を企画して、そしてわたしたちみんなの度肝を抜いてくれた4人が挨拶をされました。ゲストからは拍手喝采ですよ。遠く沖縄までわざわざ飛行機に乗って、食事をしにいくっていうこと、ひとによっては信じられないと思うのだろうけど、私はこの場にいられたことを心から嬉しく思いました。この日のために、どんなに打合せを重ね、準備をしてこられたことか。幸せに満ちた素晴らしいひとときをどうもありがとうございました。
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