2017
11.02

恐山と温泉

民宿鈴屋さんの朝食。湯豆腐にかけるために出してくださった調味料が大変美味しく、市販品だったのでその後あちこち探してみたのですが見つけられなかったわ。


ざーざー降りの中、出発。昨日長袖調達しておいて本当によかった。めっちゃ寒いわ。雨合羽は持ってきましたが、途中コンビニでビニール傘を買いました。
さて恐山。山の中の狭い道をかなり走って到着。まだ時間も早いしこのお天気なので、観光客も少ないですね。入場料大人500円を支払って中に入ります。


ここは高野山、比叡山と並び、日本三大霊山のひとつです。高野山も比叡山も行ったことがないので、最初のひと山攻略。


小学生だった頃の夏休み、「あなたの知らない世界」という昼の番組を見るのが怖いながらも好きだったんだけど、よくイタコさんが出ていたっけ。死者の口寄せをする人たちで、かつては生まれつき盲目だったり、小さい頃に視力を失ってしまったことがイタコになる条件だったそう。さすがに平成29年にはもうイタコさんはいないのだろうと思っていましたが、今でも7月と10月の2大大祭には口寄せを頼みに来るひとで賑わうのですって。


あちこちに硫黄泉が湧出し、亜硫酸ガスで岩が焼けて、この世の風景とは思えない。


参拝者が置いたのか、こんな石も。


慈覚大師円仁というお坊さまが唐で修業中に「東方行程30余日の所に霊地があり地蔵尊像を安置しなさい」というお告げを受けたそう。私はブログ書くために調べて知りましたが、旅の初日に訪れた山寺立石寺も、恐山にたどり着く前にこの方が開山した場所だったのでした。うーん、狙った訳ではありませんでしたがシンクロニシティ~。


お天気のせいで、一層神秘的な感じが漂ってます。


父母より先に亡くなってしまったこどもが親を想い、賽の河原で石を積んで成仏しようとしますが、鬼によって壊されてしまう。そんなこどもを救ってくれるのが、本尊に祀られる地蔵菩薩さま。そのため恐山は水子供養の場所として有名なのだそう。


さまざまな地獄がありましたが、雨が激しくてゆっくり見学せず、通り過ぎた感じ。


その先には極楽浄土だという極楽浜が。晴れていればエメラルドグリーンの湖面の宇曽利山湖が望めるのですが。恐山は活火山に指定され、至るところから火山ガスが噴出していますが、このガスが宇曽利山湖に溶け込み、強い酸性の湖にしているのですって。そのため湖には動植物がほとんど生息していないそう。


恐山の入口付近には男女別の温泉小屋がありまして、入場料に含まれています。お参りする前に身を清めるためのものなのでしょう。


ゆっくりつかる時間はありませんでしたが、15分だけ入ってきました。女湯はどなたもおらず無人でしたので写真を1枚撮らせてもらいました。お湯は熱めで、冷え切っだけ身体がとても温まりましたわ。


待ち合わせ場所に行ったら、ダンナが立って待ってる。男湯は混んでいたので諦めたそう。あら、気の毒なことしたわ。女性の方が時間がかかるし、使うひとも多いからか、女湯は2棟建てられてました。
恐山の中には宿坊もありまして、建物は新しくきれいでした。お寺の中ですので朝晩精進料理なんですって。TVもなく、ネットは圏外になるみたい。温泉入り放題なのはいいけど、場所が場所だけに、泊まるのはちょっと躊躇われるなあと。
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