2019
08.06

さよなら

Category: ■雑談
去年9月からうちに来たアメリカ人の留学生。11か月の滞在が終わり、昨日帰国しました。最後の日もあの子の好物を作り、いつもと同じようにみんなで食卓を囲みました。私たちにとワインと花束をプレゼントしてくれたの。


成田に送っていく前の晩はよく眠れず、昨日は旅立ちの日だというのに気持ちは落ちていくばかり。あの子が好きだったパン屋さんに立ち寄り、イートインして最後の食事を。機内で食べる分(機内食は食べられないので)もパンを買って持たせました。夏らしく晴れてピカピカの青空なのに、内心はジメジメ。ダンナも同じ思いなのか言葉少な。無事空港に着き、チェックイン手続きするまではまだ笑っていられたけど。出発口でいよいよ時が来てハグしたら、もう涙が止まらない。一緒に過ごした日々が一気に思い出され、笑って見送るつもりだったのが泣き顔になってしまった。

塩胡椒以外の醤油、味噌、マヨネーズ、ケチャップ、ソースなどの調味料一切。野菜一切。骨と皮のある魚。お米もコーヒーや紅茶も苦手だった。だから外食はほぼアウト。食事に関してはかなり試行錯誤を重ね、主食はパンと麺類にして乗り切りました。長い間だったので毎日何を作ろうか悩んで悩んで。考えるのも面倒だし、別に食事を用意しなくてはならない手間もあってストレスに思うこともありました。それを乗り切れたのは、あの子がとてもいい子だったからかな。日本でのインターンシップもシェルターを選ぶほど動物が大好きな優しい子で、服に毛がつくのも気にせず、マシュのこと可愛がってくれました。

うちに帰って、洗濯した寝具類を取り込んで部屋に入った。主がいなくなって机とベッドだけになったがらんとした部屋。今朝まであの子がいたのに、もう2度と帰って来ることはないのね。私たちは悲しい気持ちだけど、あの子は家族に会え、懐かしい自宅に帰ってとても嬉しいはず。だから泣くのはよそうと思うけど止めようがない。こんなに涙もろいのは年のせいだろうなあ。最後の1匹であるマシュが死んでしまったら。ケンカばっかしてるけどダンナが私を置いて行ってしまったら。いずれは直面しないといけないけど、その時はもっと年を取っているだろう自分にはどんなにダメージだろう…大げさだけどずいぶん先のことまで考えてしまったわ。

Mちゃん。みんなで行った屋久島は楽しかったね。縄文杉登山なんて自分には無理だと思っていたけど、あなたのおかげで挑戦できたよ。


さっき無事に自宅に着いたと、LINEが来て安心しました。来月から次の学生が来ることが決まっていれば、また気持ちも違うのかもネ。しばらくは私たちは涙目で、この淋しさも続くだろうけれど、ホームステイを受け入れて本当によかったわ。いいご縁をいただいたことに感謝しなくては。marvelデビューして、一緒にMCU見まくったことを続編見るたび思い出すよ。大学の4年を悔いなく過ごしてください。日本での経験がなんらかの糧になるだろうことを、あなたの夢がかなうことを、いい伴侶に恵まれてよき人生を歩むことを、私たち祈っているよ。さよなら、Mちゃん。
関連記事
スポンサーサイト




back-to-top