2014
09.11

ダリ劇場美術館

この街で生まれたダリは、最後の場所もフィゲラスを選びました。
美術館に隣接する塔で息を引き取り、彼のお墓も美術館の床下にあります。

かつて市民劇場だった建物を改装、1974年にダリ劇場美術館として開館。
建築にも携わったダリは、自身が1989年に亡くなるまで、館内も手を加えていたそう。



アルカポネ所有だったキャディラックを作品にした雨降りタクシーは
1EUR入れると雨が降ります(笑)。



初めて訪れるひとは、この中庭から大ホールに続く一連の空間に
ただただ圧倒されてしまうでしょう。



ダリの、「どうだ、びっくりしたか!」っていう声さえ聞こえてきそう。
さながらダリのびっくりハウスだなあ。



この作品は、あまりに有名で、正面から見る階段は長蛇の列でした。
横から鑑賞で十分なり。



まあ、とにかく多い、ガラ夫人をモデルにした絵。
今回は車でないので行けなかったプボルという場所には、ガラが若い男性
と逢引してたお城があるというけど、プレゼントした当の夫は、お城に入ることすら
許されなかったそうで。



生涯ダリの女神で有り続けたガラというひとのことを、しばし考えてしまう。
夫の激しい愛情が、うっとおしくなっちゃったのかしらねえ。



以前来た時も思ったけど、ダリの作品はあたる。
じわじわと効いてくるっちゅーか。
理解を超えた作品の数々を鑑賞してるうちなんだか疲れてしまい、ひととおり
眺めて外に脱出。
絵は自分のペースで見たいから、ダンナとはとうに離ればなれよ。
ああ、待ち合わせ場所決めておけばよかったなあと思ったけど、あとの祭り。


ヘタに探しに行くと、この美術館の場合小部屋が沢山あるから
すれ違う確率の方が高い。
ま、ここは誰もが必ず通るからと、ゲートのところの花壇で一休みしてました。
20分くらい待ったらダンナが出てきた。
やっぱり私を探してたそうだけど、「戻ってゆっくり見てきていいよ」と言ったら
もういいんだって。
あたったなー(笑)。


バルセロナへの戻りは列車。
フィゲラスには駅がふたつあって、街中にあるのが在来線で、もうひとつが
開通したばかりのAVEの駅(新幹線的な)。

連絡バスがあるとガイドブックにはあったけど、戻って確認するには方向逆
だしなあ、万が一バスがなかった時には万事休す。
フィゲラスの市内で流しのタクシーを見ることはついぞなかったわ。
駅前にはいたのかもしれないけど。


という訳で、地道に徒歩で駅を目指す。
ダリの劇場美術館から、このFigueres Vilafant(フィゲラスビラファント)駅までは
徒歩20~25分くらいかなあ。
Googlemap先生の導くまま進みましたが、ほぼ一本道なので、迷いようがないかと。
途中の公団的建物があるあたりは、道端にゴミが多く、荒れた雰囲気があります。
日中は大丈夫と思うけど、私なら暗くなったあとは絶対にひとりでは歩かないわ。


駅は待合室もありましたが、施錠されており、小さな売店どころか自販機もなし。
くたくたになっていたダンナのために、AVEに乗車して一番にしたことは
飲み物を買いに走ることでしたわ。
ふたりとも検札が来たあとは、爆睡してしまい、1時間ぐっすりでした。
列車は定時に、バルセロナサンツ駅に到着。
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